GPS2007NHK杯雑感:男子シングル
はい、グランプリファイナル、真っ最中ですね♪
でも空気を読まずにNHK杯の感想です(笑)
SPだけ書いてかなり記事を下書きのまま放置していたのですが、もうざっくりとSPとFS、仕上げたいと思います。
さて、最後の種目、男子シングルです。
フィギュアスケートの試合でこんなにさわやかな気分になるなんて思いませんでした。やっぱりヴェルネル君、君は最高だよ!4回転を失敗して、その後怒濤のジャンプを決めても演技終了後に思わず「やっちゃった」とつぶやいた高橋、君も最高!!
観客にとってとても気持ちの良い試合でした。あの表彰式での光景がそういう気分にさせてくれたんだと思います。NHK、GJ♪
それぞれが現段階での力を示し、お互いにその功績をたたえ合う。そしてこの21歳同士による頂上決戦はこれから先のシーズンをも暗示しているような気さえするのです。
男子はSPを生観戦、FSはBS-hiでの生中継を見ていました。
男子シングルSP
ヴェルネル君の自爆癖が不安視されながらも、やはり優勝争いは高橋とヴェルネルに絞られるだろうと予想され、SP終わった段階で1位にヴェルネル、2位に3Aで踏ん張れなかった高橋、と順当な結果となりました。
私は会場のかなり上の方から見ていたのですが、ヴェルネル君の背の高さ、身体のバランスの良さ(長いアゴは別として…いやいやジョークです、彼は"イケメン"だと思います)、遠くからでも見栄えのする選手だなとつくづく思いました。SPの振付は「ヴェルネルらしさ」満載で、どこかコミカルで洒落てて、モダンでクール。ステップも絶対他の選手にはマネできない癖になるような振付が満載でした。
試合前も、大型スクリーンに男子SPのオープニングを知らせる映像が流れているのを関係者席から眺めたりして、「おーい、もうあと少しで演技なのにそんなとこにジャージ着ていていいの!?」とこちらが心配してしまうくらいマイペース。演技終了後もエンターテイナーぶりを発揮して拍手を要求したり。このあたりがヤグディンやプルシェンコを彷彿とさせるんですよね〜。もちろん、EXでの彼はポストプルは間違いないと思うのですが、滑りそのものは、ワールド後もこのブログで記事を書いたようにヤグプル両方と似ているような気がします。
大柄なヴェルネルのあとの高橋…。小さかった…。しかも真っ黒だし。
この白鳥SP、大好きで日米対抗のあとは何度かリピートしたりしていました。もっと近くで見られたら良かったのですが、生よりもテレビの方が衝撃度が高かったかなぁ。まあ3Aでのステップアウトで少し精彩を欠いたようにも感じたのでそのせいでしょうか。帰宅してからテレビを見直して、フィニッシュの表情がいいな〜と思ったり、テレビならではの魅力もあります。
アメリカのアボット君。プレゼント(もちろん豚さんグッズ)も用意してカードまで書いたのですが、SPはしょんぼりな12位でした。彼のファンブログ(といっても彼自身や家族も参加しているらしいものですが)では日々仙台での様子がレポートされていたのですが(私も全部には目を通していませんが…)、その中の文章に「GO! ALEXANDER!」というのがあって、ジェレミー・アボットのどこがアレクザンダーなのか、ミドルネームなのかなぁと思っていたのですが、当日関係者席から誰かが「GO! ALEXANDER!」と叫んでいました。この人がレポート記事も書いているのかな、と思いました。
赤い薔薇を1輪プレゼントに預けてきました、ダビドフ♪シンドラーのリストの曲がハマりすぎです。FSもジーザスクライスト・スーパースターと、どんだけ重いんだよ…という感じですが、それでこそダビドフかも(笑)。
さすがのカナダ勢、ヴォーン君も滑りが綺麗だしショーン君も面白い!
…と書き出したら止まらなくなったので、ここらでFSへ…
ひとつだけ、チェンジャン・リー、見られてよかったなぁ。点数が出なくて残念だけど、4回転を飛んでくれて、ほんと嬉しかったです。
男子シングルFS
最下位発進のアボット君、前半は4回転の転倒などぱっとしませんでしが、後半は連続ジャンプも決め、スピンはさすがの上手さ。技術点が出ましたね〜。
このあと、続々と選手がアボット君の下にランキングされ、アボット君よ、いったいどこまで…という感じです。
ドブリンは何が気になるって、あのジャンプ着氷後の腕使い(笑)。ミーシン印とでも言うべきなのでしょうか、遠くから見ていても、ミーシンを思い出させるように?(笑)プルシェンコを思い出しますね〜。まあ、ルータイ見ても思い出しますが。
ダビドフ、衣装がピンクから黒系のに変わりましたね。良かった。こっちの方がいいです。思いっきりほほえんでほしいなぁ…。会場の「Smile」バナーに本人は気づいたのでしょうか。
SP4位の南里までアボット君の下に…おいおい…
キャリエールでようやくアボット君の上に上がりました。なにげに地味に華々しいシニアデビューですね…。(←意味不明)織田も良いシニアデビューでしたよね?
男子の方が、シニアに上がってから試練を迎える選手も多いような気もしますが、しっかりトップ陣にくいついてきていますね。
それにしても全米の3枠も気になります。ライサチェックに復活のジョニー、そしてあとは?(もちろん、ジョニーだってライサだって何が起こるか分からないのは承知の上で)アボット君、ブラッドリー、キャリエール…みんないい選手ですよね。キスクラでも微笑ましいし、みんなに出て欲しい…!
高橋、最初の4回転を失敗しましたが、それが吹き飛ぶような怒濤の後半のジャンプ構成はやはり去年の「オペラ座と怪人」を彷彿とさせますね。最近、暇潰しに(こんなことしている時間あったら論文書けって感じですが)、ここ2年ほどのプロトコルをエクセルに打ち込んでみました。ブライアンのものをやっているつもりだったのですが、ワールドのときのスコアを間違えて高橋のものを打ち込んでいたんですね。打ち込みながら、「あれ、ジャンプの構成がGPSやユーロと全然違う。うわーこんなに高得点だせるプロだっけ〜」と思ってよく見たら高橋だったわけです(笑)。あのプロはモロゾフの作戦がちですね〜。今シーズンも後半にジャンプがかたまっているわけですが、最初に失敗があっても、印象づけとして盛り上がってじゃじゃ〜んと終わると、ジャッジもお客さんも心理的にやられますよね。
最終滑走、ヴェルネル。冒頭の4回転はとってもクリーンで、軸も綺麗!すごい!!
3Aが1度すっぽ抜け、直後の2Aを3Aに変えたらしいですね、その判断もすごいしちゃんと決める彼もすごい。あやしい衣装は別として、ステップは「ヴェルネル君風味」だし最高の演技。自爆しないかどきどきだったのですが、トップ争いをするにふさわしい演技でした!
高橋もヴェルネルも、ブライアンやランビエールよりはほんの少し若くて、円熟味がない分若々しくて瑞々しくて、パワーに満ちあふれた演技だなぁと思います。昨シーズンはブライアンが出場試合全て制覇ということで、ブライアンのシーズンでしたが、今年はもしかしたら高橋が全制覇して……という予感すらする演技でした。まだGPのうちの1試合での話ですけどね。
うわ〜、複雑だわ(笑)。今シーズンもブライアンに完全制覇♪と期待していますが、高橋の完全制覇…という可能性もかなり高いのではないでしょうか。
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